イタリアの発音の間違いあるある!
今までのブログでは、
「書く」ための学習でしたが、
今回は「話す」ことに重きを置いて
説明していきます。
今回のテーマは、
ズバリ発音です。
以前ブログで話したような
一音一音の発音ではなく、
単語を跨いで繋げる発音についてです。
何故それを学ぶ必要があるのか。
それはイタリア語の流暢さにあります。
イタリア人はイタリア語を
途切れさせずに
できるだけ一息に発音するのです。
なので今回学ぶことを習得すると
イタリア語をよりネイティブに近い形で
発音出来るようになるのです。
逆にできなければ
伝わりにくかったり、
「発音下手w」と思われたり
するかもしれません。
まず、今回学ぶことの例をいくつか出します。
例1 l'amico
このように定冠詞と母音で始まる名詞が
アポストロフィで繋がっている時は
「エル アミーコ」ではなく、
「ラミーコ」と発音します。
これだけにとどまらず、
いずれ学習するであろう、
「前置詞+冠詞+名詞」の短縮形でも同様です。
例えば、
「in+la+appartamento」(マンションで)
ならば「nell'appartamento」
と短縮して書き、
「ネッラッパルタメント」と発音します。
文法自体はいずれ学習するので今回は、
このようにつなげて発音する場合がある
ということだけ覚えてください。
次に行きますね。
例2. per esempio (例えば)
これは普通に読めば「ペル エゼンピオ」
となりますが、
イタリア人はそのように読まず
つなげて「ペレゼンピオ」
と発音します。
このように
単語を跨いで発音が繋げられる事が
あるのです。
お気づきの方もいると思いますが、
例1も例2も、
後ろの単語が母音で始まる時なんです!
そうと決まれば、
次の文章を赤文字の部分に注意して
発音してみましょう。
訳はできなくても、
発音は出来るはずです!
1) Vorrei giocare lo sport,
per esempio il calcio, il pallavolo e il baseball.
(訳:僕はスポーツがしたい。
例えば、サッカー、バレーボール、野球など。)
2) Sono stato nell'albergo con l'amica.
(訳:私は女友達とホテルにいた。)
今後も様々なパターンで
このような発音を必要とする時が
来ると思いますが、
同じ要領で発音していきましょう。
これであなたも
イタリア人と同じ発音を手に入れ、
スラスラと読めるようになります!
今日はここまで!
Arrideverci!