「できる」と「できる」の違い
Ciao!
今回は「できる」という単語
の違いについて
教えていきます!
イタリア語には
「できる」という意味を持つ単語が
「potere」と「riuscire」
の2つがあります!
では何故、
この2つの違いを分かった上で
使い分ける必要があるのか。
それは、
この2つの間で
「何を原因として出来るのか/出来ないのか」
と言う点において違いがあるからです。
勿論、
「できる」という意味を
伝えることは
簡単にできます。
しかし、
「何故できるのか/できないのか」
を伝えることができなければ
齟齬が生じる可能性もあります。
では、
実際にどのように違うのか
説明していきます。
potere「できる」
riuscire「成功する、できる」
肯定形では、
あまり違いが見受けられません。
強いて言うなら、
riuscireは「成功する」
という意味合いが
強い「できる」です。
そして、
riuscire a 〜で「〜できる」
という意味になることも重要です。
否定形の文章を見てみれば、
より顕著に違いが現れています。
1) Non posso risolvere questo problema.
2) Non riesco a risolvere questo problema.
1) (時間・手段不足で)この問題を解決できない。
2) (能力・知識不足で)この問題を解決できない。
となります。
違いを理解頂けたでしょうか。
至極簡単にまとめると、
「potere」は
自分以外の要因(大雨など)で何かができない
のに対して
「riuscire」は
自分のせいで何かができない
となります。
身近な例を挙げると、
「寝坊した(原因は自分)から
授業に出席出来ない」
と、
「嵐で電車が遅延した
(原因は嵐=自分以外)から
授業に出席出来ない」
のような違いです。
ここに先ほど述べた
齟齬が生じる要因があります。
回避するために
覚えた方がいいでしょう。
例に挙げたような
文章を自分で考えて
ノートに書いてみましょう。
例えば、
「貧乏だから靴を買えない」
「散財してお金がないから靴が買えない」
などなど。
今回はここまで!
Arrideverci!