イタリア語の紛らわしい発音
1日30分で覚えられる
イタリア語のややこしい発音
この記事では、
紛らわしい発音について書いていきます。
初めに言っておきますが、
これをまずマスターしないと
イタリア語を習得するのは
絶対に無理です。
イタリア語は基本的に
ローマ字読みと同じなのですが、
そうでは無いものもあります。
基本ローマ字読みのため、
日本人でも
比較的学びやすい言語
と言われているイタリア語ですが、
当然難関な箇所もあります。
これが読めないと、
発音もうまくできず、
相手に意味が伝わらない、
もしくは
別の意味で伝わってしまう
ことがあります。
逆に読めれば、
意味は伝わるのです。
そのため、
発音はまず初めにマスターするべきなのです。
もう一度言いますが、発音が
語学の初歩です。
この記事で覚えて欲しいことは次の3つ
それぞれの発音の違いです。
まずは「リ」の発音です。
イタリア語では3つ発音があります。
1つ目は、「li」。
これは日本語の「リ」と同じ読み方です。
2つ目は、「ri」。
これは巻き舌で発音する「リ」で、
イ段に関わらず
「r」の音は必ず巻き舌
になります。
3つ目は、「gli」。
これは「ギ」に近い「リ」の音です。
文面ではあまり伝わらないかもしれません。
これがイタリア語で最も難しい発音です。
例)famiglia(ファミーギア)「家族」
次に「シ」の音です。
1つ目は、「sci」。
これは日本語の「シ」に当たり、
そのまま発音できます。
2つ目は、「si」。
これは「スィ」と発音します。
おそらくイメージとしては
「sci」が「スィ」だと思いますが、
違うのです。
最後は「gn」の発音です。
母音を付け加え、
それぞれ
「ニャ、ニェ、ニ、ニョ、ニュ」
と発音されるのです。
「あれ?」
と思った人も
いるんじゃないでしょうか。
お気づきでしょうか。
そうなんです。
「g」の音は発音しない
のです。
さらに細かいことを言うと、
それぞれの
語頭に小さく「ン」を発音する
と尚良いです。
例)sogno「ソ(ン)ニョ」(夢)
最後に、
もう一つだけ重要なことをお伝えします。
それは
「イタリア語で
「h」の音は発音しない」
ということです。
「え?どゆこと??」
と数年前の僕と同じことを思ったあなた。
何も怖がることはありません。
つまりは以下のようなことです。
例えば「ホテル」と言う単語「hotel」は
「ホテル」と発音せずに
「オテル」と発音します。
簡単でしょう?
発音せず母音だけ読めば良い
のです。
では、
これをどうやって習得すればいいのか。
まずは
それぞれの音をしっかり
発音できるようにすること
次に
音読をたくさんすること
です。
まずは、その一音を発音できるようにすることが大切です。
そして、その上で単語のように一音で無くなっても発音できるようにしましょう。
実は、
とくに
「r」の巻き舌、gliの発音
はイタリア語を数年学んでいる人でも
いまだにできない人は結構います。
音読もただ音を言うだけでなく、
その発音が含まれている単語を
読むようにしましょう。
僕自身、
その一音単体を練習して言えるようになっても
単語として読むときは意識が削がれて
何度も失敗していました。
意味も合わせて覚えられるので一石二鳥です。
それぞれの単語を少しずつ以下のようにまとめておきます。
ri
1.riso「ご飯」
2.rosa「バラ」
3.ricco「豊かな」
4.ragazzo「少年」
5.birra「ビール」
gli
1.coniglio「ウサギ」
2.figlio「息子」
3.biglietto「チケット」
4.moglie「妻」
5.canaglia「ならず者」
この単語をノートに最低7回は書きましょう。
そして書きながら発音すると、
目からも耳からも情報が得られるので
覚えが良くなります。
僕もよく使っている単語練習法です。
それでは、
早速発音マスターに向けて練習を
始めていきましょう!
今回はここまで!
Arrideverci!